北海道放浪の旅 (part9)



 11月14日(3日目)です。

帯広は、この日も天気が良かったです。
 今日から最終日まで、孤独な放浪の旅が始まります。
 早速、帯広駅のホームへ行くと、昨日と同じ時間帯なのに、ちほく鉄道の車両は、塗装が違う車両でした。
 わたくしは、まず9時07分発の特急「スーパーおおぞら2号」札幌行きに乗車します。

月曜日というせいか、グリーン車もほぼ満席でした。
 さすがに、キハ283系は、スピードが速く、ドンドンと飛ばしていきます。
 はるか遠くの山々は、雪化粧が・・・。


 9時36分、新得(しんとく)駅に到着しました。 ここから、根室本線を離れ、石勝線へと入っていきます。

この辺りまでは、雪らしい雪が積もっていなかったのですが・・・
 新得を出て、しばらくすると、雪景色になり始めました。
 さらに高度が上がっていくと、ご覧のように、あたり一面雪景色が・・・。
 10時ちょうど、トマム駅に到着しました。
 トマム駅の周りには、人家が全くなく、高速道路の工事現場が目に付きました。
 石勝線は、人家が全くない所を飛ばしていきます。
 一部の特急列車しか停車しない、占冠(しむかっぷ)駅を通過・・・。
 その数十分後、夕張支線のある、新夕張(しんゆうばり)駅を通過・・・。

 夕張といえば、映画の「幸せの黄色いハンカチ」などで、有名ですね。 前は、新夕張の駅にも、黄色いハンカチがあったのですが、それらしきものは、なかったです。
 室蘭本線が合流する、追分(おいわけ)駅も通過・・・。

「スーパーおおぞら2号」は、停車駅が少なく、飛ばしていきます。
 雄大な景色から、人家が徐々に増えてくると、下車する駅が近づいてきます。
 11時02分、南千歳(みなみちとせ)駅に到着しました。
 ここから、乗り換えです。
 橋上から乗り換えホームへ向かう途中、721系の快速エアポートが入線。
 次に乗るのは、11時19分発の特急「スーパー北斗10号」函館行きです。

キハ281系です。 今回で、このキハ281系に乗車するのは、最後です。
 最後の乗車になる、キハ281系の側面です。

基本的に、乗降口は、広く、どの車両からでも車椅子などが入れるのが特徴です。
 先ほどのキハ283系より、加速は落ちますが、飛ばし始めます。
 車窓右側の席ですので、ご覧のように、新千歳空港が見えます。
 11時34分、苫小牧(とまこまい)駅に到着しました。
 隣のホームには、キハ40系の日高本線の各駅停車が停まっていました。

今回は、日高本線は、パスです。 すでに乗り潰して終えましたし・・・
 苫小牧から次の停車駅、登別までは、ひたすらまっすぐな道を時速130kmで飛ばしていきます。




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